神戸でダイヤモンド買取:ダイヤモンドの保管方法

ダイヤモンドのリング
宝石の王様と言われるダイヤモンドは、いろんなジュエリーに使用されており、持っている方も多いのではないでしょうか。
宝石としてとても価値のあるため、お金が必要になったりしたときや、新しい宝石を買って不要になったダイヤモンドのジュエリーがある時には、ダイヤモンド買取を利用することで、まとまったお金を得ることが出来ます。
しかし、ダイヤモンド買取を利用する際には、保管方法に注意する必要があります。
ここでは、神戸でダイヤモンド買取を利用する際に注意しておきたい保管方法について説明していきます。

ダイヤモンドの注意事項

ダイヤモンドは鉱物の硬さを表すモース硬度において、唯一最上位の10に分類され、世界一硬い鉱物です。
しかし、「硬い=適当に保管していい」というわけではありません。
ダイヤモンドの扱いに必要な注意点を説明します。

割れる・傷がつく

ダイヤモンドは硬い鉱物であるため、ひっかき傷などはつきにくいです。
しかし、何をしても大丈夫というわけではなく、地面に落としてしまうと意外と簡単に割れてしまうこともあります。
また、世界一硬いということは、それ以外の宝石を傷つけてしまう可能性もあるということです。
おなじジュエリーケースにダイヤモンドとそれ以外のジュエリーを入れていると、何かの拍子にぶつかって傷つけてしまう恐れがあります。
保管をする際にはダイヤモンドのジュエリーは別に分けて保管しましょう。

熱に弱い

意外と知られていませんが、ダイヤモンドは熱に弱い性質があります。
一般に、ダイヤモンドは600度以上になると表面が黒く変色し、800度以上で軟化を始めるといわれています。
もっとも、普段の生活ではあまり心配はいりませんが、火災などに巻き込まれた場合にはそれ以上の熱が加わる可能性がありますので、心配な方は耐火金庫などに入れることが望ましいでしょう。

盗難や紛失のリスク

ダイヤモンドは高価なものですので、盗まれてしまうリスクがあります。
小さくて隠しやすく、換金性の高い宝石でもあるため、ダイヤモンドは窃盗犯の狙いになりやすいのです。
また、多くのダイヤモンドはジュエリーの装飾として使用されています。
そのため、「出先で指輪を外してうっかり落とした」や、「ピアスを外してバックに入れたはずがいつの間にかなくなってしまった」といった具合で、うっかり紛失してしまうリスクもあります。

ダイヤモンド買取に向けて、保管のポイント

それでは、ダイヤモンド買取で価値を落とさないために、どのような点に注意して保管すれば良いかを説明します。

個別に保管

ダイヤモンドは世界一硬い鉱物です。
注意事項でも触れましたが、保管する際には他のジュエリーと分けて保管をするようにしましょう。
そして、同じダイヤモンドが使われたジュエリー同士でも、出来れば1つ1つ個別に別れて保管できる容器が望ましいです。
一緒の場所に保管すると、何かの拍子でダイヤモンド同士がぶつかって、片方のダイヤモンドが傷ついてしまう可能性があるからです。
これは、同じダイヤモンド同士でも、それぞれに硬さに違いがあるからです。
一般に、カナダやロシアで産出したダイヤモンドよりも、アフリカ地域で産出したダイヤモンドのほうが硬いと言われています。
このため、種類の違う宝石だけでなく、同じダイヤモンドを使ったジュエリーでも、出来るだけ分けて保管をしたほうが良いのです。
神戸市内には、ジュエリーショップも多くありますので、一度ダイヤモンドの保管用の容器を探してみるとよいでしょう。
中には、インテリアとしてジュエリーを飾りながら保管できるタイプのものもありますので、お気に入りのものを探してみてください。
常に決まった場所、特に見える場所に飾っておくということは、紛失を防ぐ効果もありますので、ご検討ください。
また、外出中にジュエリーを外した場合も、出来るだけ口の閉められる容器に入れて保管することで紛失を予防し、また傷などから守ることも出来ます。

汚れに注意

ダイヤモンドは、硬く傷はつきにくいのですが、汚れには注意が必要です。
ダイヤモンドには、親油性といって、油をはじかずに馴染んでしまう性質があります。
そのため、ハンドクリームやファンデーションといった油分を含むものがダイヤモンドの表面についてしまった場合に、油膜を形成してダイヤモンドの輝きをくすませてしまいます。
油膜がついてしまうと、ダイヤモンド買取での価格が下がってしまう場合がありますので、日頃から装着後にお手入れをするようにしましょう。
方法としては、まずぬるま湯に中性洗剤を溶かし、そこにダイヤモンドのジュエリーを浸して汚れを浮かせます。
その後にやわらかい歯ブラシで汚れを落として、よくすすぎます。
また、神戸市内の多くのジュエリーショップでもダイヤモンドの洗浄を行ってくれるので、自宅で落としにくい場合には依頼するのも良いでしょう。
ダイヤモンドの輝きも価値も落とさないために、日頃のお手入れが重要となります。

火災に注意

ダイヤモンドは、600度を超える熱を加えると変色してしまうことに触れました。
日頃生活するうえではそのような高温な環境になることはほぼありませんが、火災には注意しましょう。
実際に、火災現場から変色したダイヤモンドが発見されることがあります。
ダイヤモンド買取では、変色してしまったダイヤモンドは価値が大きく下がったり、最悪買取不可となったりする場合もあります。
神戸市は、阪神大震災のときに多くの住宅で半・全焼の被害が出た地域ですので、万が一の備えとして、耐火金庫を使用することがおススメです。
耐火金庫に保管することは盗難の予防になるだけでなく、火災の熱からも守ってくれるためです。
しかし、耐火金庫ならなんでも良いというわけではなく、庫内温度を180度に保てるものを選びましょう。
また、ダイヤモンドだけでなく、容器や包んでいる布は、耐火温度が異なる場合があります。
ダイヤモンドを耐火金庫に入れる前に、金庫や容器の説明書をよく読んでから選ぶ必要があります。

盗難に注意

神戸市では、令和3年11月末までの1年間で、空き巣が118件起きています(9区合算)。
ダイヤモンドをはじめとする宝飾品やアクセサリーは、空き巣や盗難の被害に合いやすい物ですので、注意が必要です。
特に、最近では窃盗犯の手口も巧妙化しており、ただ盗むだけでなく、ダミーとすり替えて発見を遅らせるといった犯行も見られています。
窃盗の被害に合わないためには、まずは戸締りなどをしっかりすることが第一です。
加えて、自宅のどこに、どれだけの宝飾品やアクセサリーがあるかを把握することが大事です。
また、盗難の被害に遭うリスクを出来るだけ下げたい方は、貸金庫を利用することも一つの手ですので、検討してみてください。

貸金庫での保管

貸金庫は、銀行や信用金庫の施設内にある金庫ですので、防犯対策は万全に取られています。
また、防災面でも完全に火災を防げるわけではありませんが、自宅で保管するよりも耐火性の優れた設備ですので、もしもの時の対策としては安心です。
しかし、貸金庫を利用するのにもデメリットがあります。
一つは、費用が掛かることです。
借りる銀行や、貸金庫のサイズによっても異なりますが、1カ月あたり数千円程度のランニングコストがかかってしまうことが多いです。
二つ目は、貸金庫を借りるのに審査が必要ということです。
銀行にしろ、信用金庫にしろ、貸金庫を借りるには審査に通る必要があります。
審査を通過する条件としては、口座の有無や定期的な利用、残高はいくらあるかといった項目があり、それらをクリアする必要があります。
三つ目は、利用時間に制限があることです。
貸金庫の多くは、銀行や信用金庫の営業時間内でなければ利用できないところが多いので、平日仕事がある方には不便かもしれません。
ただ、最近は土日も営業しているところや、24時間利用可能な貸金庫も出てきていますので、貸金庫を利用する場合には、利用可能時間を良く確認しましょう。
神戸市内には、多くの銀行や信用金庫で貸金庫サービスが提供されています。
貸金庫を利用する場合には、自分や生活にあった施設を選ぶことが大切です。

書類の保管も忘れずに

ダイヤモンドのジュエリーには、ダイヤモンドの品質を証明する鑑定書がついている場合が多いです。
ダイヤモンドの鑑定書は、「ダイヤモンドグレーディングレポート」といって、ダイヤモンドにのみ付属するものです。
内容としては4C、すなわち「カラット:重要」、「カラー:色」、「クラリティ:透明度」、「カット:輝き」について明記されており、ダイヤモンド買取を利用する際に重要になります。
ダイヤモンド買取を利用する際には、この鑑定書がないと買取価格が低くなる可能性もあるため、なくさないように大切に保管しましょう。

まとめ

「ダイヤモンドは永遠の輝き」と言われますが、保管方法に注意をしなければ割れてしまったり、傷がついたりしてしまいます。
また、お手入れをしないと、油膜が張って輝きは簡単に減少してしまいます。
ダイヤモンドの輝きを守り、ダイヤモンド買取での価格を下げないためにも、日頃の保管方法やお手入れには注意が必要です。
さらに、ダイヤモンドは高価なものですから、保管をする際には万が一を考えて、盗難リスクを下げるために貸金庫での保管も検討してみてください。